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34日目!後編 こんばんわ。深夜の魔都アグラへ -アグラ- [インド旅行記-アグラ]

2A india train.JPG
《2Aシートの例》

ジャンシーで列車を乗り換え、アグラに向かう。

特に理由はないが、今回は奮発して2Aのシートを予約していた。


いつもの3Aとの違いといえば、
シートの数の他はシートにベッドカバーがかけられている程度で、
あまり変わりないといえば変わりない。

あとは客層が少し良いらしく、
下のシートのインド人はなにやら小難しそうな本を読んでいる。

だがオレはこの列車の中で緊張の渦の中にあった。
いや、この電車が悪いわけではない。

問題は列車の到着予定時刻が深夜二時ということだ。

アグラといえば治安の面でも、
旅行者からの評判はすこぶる悪く、
初めに紹介した日本人もこの魔都で行方知れずとなっている。

なにやらインド系旅行ブログを読むと
日本人を専門で騙す集団までいるらしい。
 
まさに魔都である・・・

そんな恐ろしい場所に真夜中の二時に到着・・・?

やだやだやだよお!!


オレは少し旅慣れてきている。

そう、こういう時こそ逆に危ないのだ。
油断すると行方不明・・・あるやもしれんぞ・・・


ああ・・・頼む!列車よ!遅延するんだ!!

朝の六時とか七時に着いてくれ!

真夜中にそんな街に放り出さないでくれ!!

オレは神に祈りながら、眠りについた。



数時間後、アグラ駅に到着。

『神は死んだ。』そうニーチェがうそぶき、はや百年。

まだ神は復活していなかったらしい。

god_is_dead.jpg


列車は日本の電車ですか?と聞きたくなるくらい正確に午前二時ジャストで到着する。


な、なんでだぁああああ!!!

いっつも遅延するくせにぃいいい!!!!!


いやしかし、こうなってはもう神に頼るわけにはいかないじゃないか!

勇気を持てのび太よ!!
自らの足で歩き、自らの目で見て、自らの心のまま行動するんだ!

そうだ!自分を信じるんだ!!!

信じられるもの.JPG
《のび太氏の心象風景》



初日のムンバイを思い出すドキドキ感の中、オレは駅の外に出た。

暗闇と恐怖心は安全な場所であっても、そこをまるでスラムであるかのような空気にしてしまう。

外に出るとあっという間に、
「ホテルだ!リキシャだ!ガンジャだ!ジキジキだ!」
いろんな客引きに話しかけられる。

ふー、清々しいまでに全員が悪人に見えるな・・・

アグラ 夜.jpg

しかし、ここで立ち止まるわけにはいかない。

オレは直感で、ケムンパスに似たヒゲを持つ
それでいて目つきの悪いリキシャマンに
安いホテルは知っているか?と尋ねる。

「もちろん!乗ってくだせえ!」と席に着くよう促されたので
心象を良くするために、値段交渉はやりすぎない程度に行い、一路ホテルへ向かう。

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《右がケムンパス》


着いたホテルは、見事な安宿だった。
だが時間が時間なので思いっきり足元を見られ、800ルピーだと譲らない。

こんなクソのようホテルにそんなカネ払えるかよ・・・

あきらめてリキシャに戻り、
悪いけど他のホテルお願いするよ。と言うと意外なことに快諾された。

優しさの裏には必ず何かがある。
インドだけではなく日本ですら通じるネガティブな名言である。

ネガティブ名言.JPG
《Never trust everything》

まちがいない・・・
このリキシャマンは何かを狙っている。
見誤ると危ういな。

オレはこの危険地帯への潜入に備えて、
The Black Companyで育んだ用心深い性格を全面に押し出していた。

ポケットに100ルピー、財布に500ルピーを残し
残り全てのカネを電車の中で靴下へと入れ替えていたのだ。

こんなとこにカネを隠しておるなどお釈迦さまでも思いもよらんぜwと
ほくそ笑みながら新たなホテルに向かう。

さあ!くるなら来い!!


「ここですぜ!着きやした!」

あれ?普通にホテルに着いちゃった?
えーと、宿泊費は・・・?
300ルピー?ええと問題ありませんね・・・

部屋は・・・あ、お湯でる・・・
問題ありませんね・・・
じゃあ、ここで・・・あれ?

だ、だまさないの・・・?


靴下の裏に仕込んだ札束がじっとりしていて気持ち悪い。

なんだったんだ・・・オレの策は・・・



いや待て!そうか!
二軒もホテル行ったんだから1000ルピーだ!とか言うつもりだな?

ふっ・・・わかっているよ・・・?オレは・・・

「えーと、リキシャ代は100ルピーでやんすよね?」

ふっw始まった!10倍もふっかけてきやがったぜ・・・

え・・・?100ルピー
あれ?約束通りの金額だ・・・

カネを渡すと「へへ、まいど」とリキシャマンは普通に受け取った。

まぁ・・・ラッキーだったということか・・・

そして部屋に戻ろうとしたその瞬間である。

「だんなぁ!明日のご予定は?」とリキシャマンがオレを引き止めた。




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