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34日目!前編 さよならカジュラホ -カジュラホ- [インド旅行記-カジュラホ-]

40ホテルの庭.JPG

長かったカジュラホでの生活も終わりが来る。
トラブルも多かったがオレはこの村が好きになっていた。

サンディがアグラ行きのチケットを持って訪ねてくる。

いつもニコニコしてるサンディが神妙な顔で
「寂しくなるな・・・」とオレに告げた。

「駅まで、送っていくから。」
そう言うとサンディはその場を去った。


オレはロビーに降り、ヤージにオム、世話になった人たちに別れを告げる。

ヤージは、もうすでに見慣れてしまった笑顔で
「ここで働いていかないか?」と言ってくれるが
ルピーで給料マジ勘弁wと握手しておいた。

表に出るとサンディはやはり神妙な面持ちのままだ。
オレは彼のバイクの後ろにまたがる。

ホテルの人間が玄関にでてきて総出で手を振ってくれている。

farewell.jpg

おお・・・やめてくれ・・・オレは泣き虫なのだ。
さして上客でもないオレにそういうことはやめてくれ・・・

無常にもバイクは発進し、彼らを置き去りにする。
クスンクスンとしゃっくりを上げそうになるオレ。


そしてバイクは進む。駅に向かって。

・・・ん?いや・・・これ駅の方角じゃないぞ・・・?

サンディさん?駅あっちじゃないの・・・?

バイクは唐突に路地に入る。

え?サンディさん?



路地というか、荒れたオフロード感満載の道を突き進むと畑の前に着いた。

そしてサンディは「降りろ。」とオレに告げる。

ま、まさか!サンディ!てめぇ!!!

するとサンディはニヤリと口元をゆるめ、目の前の畑を指差した。
みろよwこれ。ぜんぶオレの隠し大麻畑だw

そう木々に隠され、一面に広がるのは大麻の畑だったのだ。

52畑.JPG
《これは菜の花畑です。》


くっwwwなんだよwwそれwwあははははっはwww
こらえきれなくなって笑うオレ。

サンディはいつもの悪い笑顔に戻っていた。
そしてオレの笑い声に合わせるようにヒッヒッヒッwと笑い出す。

しかし、本当に悪いやつだわw

ひとしきり笑いあい、息を落ち着けると
「さて、駅に向かうかw」とサンディはいつものニコニコ顔でオレに言った。

そして再びバイクにまたがり駅に向かう。


50鳥達.JPG

その途中、ふと空を見上げると、鳥たちが隊列を組んで西の空へと飛び去っていった。
それはオレの向かうアグラと同じ方角だった。



55駅.JPG
《カジュラホ駅、今気づいたけどオッサン線路でなににヤってんだ?》

駅につくと、サンディはこの電車だとオレを引っ張っていった。

アグラへ行くにはジャンシーという駅で乗り換えをしなければならないらしく
「着いたらのび太に教えてやってくれ。」と見知らぬ乗客にお願いをしてくれた。


別れの時は近づき、プラットホームに列車の汽笛が鳴り響いた。


頃合いだなとオレは思った。
プラットホームからずっと列車の中のオレを見つめるサンディに、
後ろポケットを探ってみろ!!と叫んだ。

なんだこんな時にと不審な顔でサンディはポケットに手を突っ込む。
すると、後ろポケットからは100ルピーが出てくる。

あははwバイクに乗ってる時に入れといたw
ありがとうな!

サンディの顔がびっくりした顔に変わるのと同時に、ガタンと列車は動き出した。

驚かせられっぱなしのまま終われるかよw

サンディの驚いた表情を置き去りに、列車はゆっくりとカジュラホの駅を後にした。



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