So-net無料ブログ作成
検索選択

29日目!前編 安宿は安全なのか?奇襲編 -カジュラホ- [インド旅行記-カジュラホ-]

00047.jpg

どんどん!!!どんどん!!


容赦なくドアを叩く音がする。


時計を見ると朝七時だ。
この旅で完全に自堕落の底に堕ちたオレが起きているはずもない時間だ。。

なんだよ、朝からうっせーなー・・・だれだよ・・・
イライラしながらドアを開けると、
そこには歯の抜けたインド人がニヤニヤと立っていた。

なにさ・・・?つーか誰よ・・・

睡眠を邪魔され超不機嫌なオレにめげずに
オッサンは怒涛のごとく話しかけてきた。

「リキシャだ!!!!すぐ乗れ!!!!」
「もう下に用意してある!!」
「今から、村ハズレの遺跡に行くぞ!!!」
「400ルピーでいいぞ!!!」
「おまえはラッキーだ!」

はああああああ????
なに?オレさっきまで寝てたよね。
なんでリキシャマンにオレの部屋で客引きされてるわけ?
意味がわからん!!

ふと見ると、ホテルマンがカウンターからこっちを見ている。

あ、あの野郎・・・客を売りやがったな・・・

おそらく、ホテルマンがマージン欲しさにオレの情報を売ったのだろう。
そうでなければ、いきなりリキシャマンが部屋に訪ねてくるはずがない。

ということは、このホテルはオレの味方ではないということか・・・
ここでキレたりすると孤立無援・・・
危ないな。この展開は・・・


寝起きにもかかわらず、妙に冷静だったオレは
さぁ来い!やれ来い!と騒ぐリキシャマンに、
今日は風邪でしんどい。また今度ね。と可愛いウソをプレゼントし、
静かにドアを閉めようとした。

すると「なぜだ!!リキシャに乗ればなおるから問題ない!」と
ドアをこじ開けられてしまう。

くっ!あほか!!治るわけねぇだろ!
オマエのリキシャは、救急車か何かか!!

つーか、超うざいよお。


怒鳴りたい気持ちを抑えて、もう寝るから帰ってくだしゃい!と頼むと
「リキシャで寝ればいいだろうが!」と超展開を述べ始める。

おいおい、こいつマジかよ・・・

ベッドで寝るからいいです!じゃあ!と話を切ろうとするが
相手はあきらめず「じゃあ、ナンボならいいんだ!ナンボだ!!!」と
ギャーギャー言ってくる。

オレもなんだか面倒になってきて、
眠い眠い眠い眠い眠い眠い・・・と呪詛に近い言葉の羅列を狂った様に叩きつける。

五分ぐらい眠いNemuinemuinemuiネムい・・・と言い続けると根負けしたのか
「あとでまた来る!」とリキシャマンは帰って行った。

二度と来なくていいぞ。


ホテルとは絶え間ない神経戦を展開するインドにおいては
オアシスのような存在である。

そのオアシスの水が汚れていたらどうするのか?

答えは超簡単だ。

べつのオアシスに行けばいいのだ。

ホテルなんてその辺にいっぱいあるのに、
害虫が発生するような場所で何故とどまる必要があるというのか?


たしかホテルのチェックアウトは二時のはず。

よし!行くか!

ホテルマンに朝飯に行ってくると告げると
オレはサイバーカフェに向かって歩いていった。


00004.jpg
《有名な方のハゲオヤジ》

昨日のハゲオヤジに会おうと思ったのだ。
どことなくうさんくさい香りがするオヤジではあったが、
英語力はあるし、人間的な余裕があるように見えた。

なにより使える男ならば、状況を説明すれば打開策が出てくるはずだ。
期待してるぞ!おっさん!!!

そして、サイバーカフェに着くと、おっさんは一人テトリスをやっていた。
うん、人生楽しんでるねw

おーい、おっさん!
「おお、礼のチケットか?」
「今日の朝、確認したらWL110になってたぞ。
多分、当日乗れるだろうよ。」

そっか、ありがとう。
でもちがうんだ。カクカクシカジカで・・・と事情を打ち明けるオレ。

おっさんは少し首を傾げると
「あー、あのホテルなら西の若手の派閥かな。」と言った。
派閥なんてあんの?と驚くオレ。

「狭い村だから逆にあるんだよ。」
「しかも、観光で食ってる村だろ?」
「観光客の取り合いが激化していくうちにできたんだわ。」
ふうん、オッサンはどうなの?なんかの派閥入ってんの?

「オレはうちのホテルのオーナーを筆頭とした派閥だ。」
「オーナー、カーストが高いから気難しいけど、頼りになるからなー。」

なるほど、小さな村だから派閥ができる。
でも、そういうもんかもな・・・

00007.jpg
《日本の事例》

Za Black Comapnyも、100人足らずの従業員であるにも関わらず
社長派、副社長派、会長派、専務派といろんな派閥があったことを思い出す。
(ちなみにボクは会長派!!)

よくみれば、このハゲオヤジの頭は、会長のハゲ頭にそっくりだ。
このハゲ頭をみていると、情に厚い会長のお優しい言葉を思い出す。

「環境を変えるには、ニンゲンを変えてしまうんや。」
「せやけど、ニンゲンなんて’利’がないと、目も合わせてくれへんぞw」
「せやから、利を探すんや。カネか?女か?言葉か・・・探すんや!!!」
「ゲハハwクソのようなニンゲンにも使い道はあるんやで!ww」

途中優しくない言葉が入ったが・・・まぁそういう事だ。



・・・おっさん名前は?

「サンディだよ。」

サンディ、実は相談があるんだが・・・


のび太とサンディ。

二人の密談が始まったのだ。




Sponsored Links



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:旅行

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

トラックバックの受付は締め切りました
広告スペース
Copyright © インド旅行記 のび太、はじめてのバックパッカー体験記 All Rights Reserved.

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。

×

この広告は1年以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。