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22日目!ガートに集うインド人の夢のあと -バラナシ [インド旅行記-バラナシ-]

RIMG0640.JPG


ガンガーのほとりでうつつを抜かす。


オレはしずかちゃんを見舞いに行ったのだが、
一向に回復する気配がないので少し話をしてここに来ていた。

しずかちゃん曰く、ガンガーを歩くだけで悪い人がいっぱい来るのだそうだ。
とくに火葬場はヤバイので近寄るなとのこと。

うん、そこはしずかちゃんが回復してから行こう。

ちなみにIZAM君はインドにシタールを習いに来たそうで、今日は先生探しをしているらしい。


water.jpg
《せ、聖水?》


その前に昨日の悪罪をこの偉大なるガンガーで
沐浴して洗い流してもらおうかと思ったのだが、

しずかちゃんが「あの子ガンガーで水浴びしてから熱と下痢が止まらないの。」
隅っこで苦しむ青年を紹介したことを思い出す。

これは仕方がない事なんやと、
指先だけチャプチャプと水に濡らして邪を祓っていると、
岸辺に犬が集まっていることに気づく。

おやおや犬くんたちも、罪を洗い流してるのかなと覗いてみると、
上流から流れ着いたであろう****をクチャクチャと・・・

india-photos-73.jpg
《サイズダウンさせて頂きます。》


・・・うん、あとで聖なる水道水で手を洗いなおそう。

そう強く決意し岸辺を離れる。



RIMG0649.JPG


しかし、ガンガーは雄大である。

これぞインドという雰囲気がたまらない。


しかし、ガイドブックやしずかちゃんの証言通り、客引きが多い。

すこし歩くだけで「バザールでござーる!」「オカムラ!オカムラ!」と声をかけてくる。
バザールに至ってはいつの時代やねん!とツッコミを入れたくなる。
しかし一度ツッコんでしまうと、泥沼に陥り土産物屋に連れて行かれるらしい。

あとはボート、マッサージ、花、寄付いろんな名目で声をかけてくる。
全てオレには興味が無いものばかりだ。

特にマッサージはいきなり握手してきて、
親指でツボを刺激し始めカネを要求するのでタチが悪い。

当然、払うつもりはないが、あんまりギャアギャアうるさいので
オレもおじさんの手、マッサージしたからおカネ下さい!と言ったら
もういいって言われてしまった。

骨のない野郎だぜ!


しかし、そんなインド人達を相手にするのも時間の無駄なので、
無視して歩くのもいいが、異常にしつこいヤツもいて、
最後は「死ね!」とか捨て台詞を言われるので心が痛い。

聖なるガンガーさんもこの惨状を見て、もう何か諦めてるんじゃね?

確かに悪がいっぱいの場所だ。
 


そして少し人混みから離れてガンガーを眺めていると、子供が話しかけてきた。
しかも完璧な日本語で。

今までインドで出会った子供らしい子供とはまったく違い、
商魂たくましくガンガン話しかけてくる。

しかし、どうやってここまで完璧な日本語をマスターしたのか。
考えると恐ろしい。

オレ、ガンガーを眺めていたいんだけど。と言っても
「うん、いいよ。オレ隣にいるだけだから」と言いながら、
なおペラペラ話しかけてくる。

すると、さっと別のインド人がオレに近寄り耳打ちする。
「be careful, he is a fraudster・・・」(こいつは詐欺師だ、気をつけろ)

そう告げた彼自身も観光客を見つけると、声をかけている。

なにこれ?詐欺師の潰し合い?
すると子供が必死の形相で
「さっき、なんて言ってたの!?」
「あいつはウソつきだから、信用しないで!」と俺に言う。

ああ、お前のこと詐欺師だってよwというわけにもいかず、
ってかさ、オレは土産物屋には行かないよ?別のやつ誘いなよ。
とやんわりどっかイケよと伝えるが、

「いや、お兄さんと一緒にいたいだけだよ。」と延々と話しかけてくる。

怒鳴り散らすまでもない、
かといって無視もできない適度な距離感。
---この子供は、日本人へのプレッシャーのかけ方を本当によく知っている。


ここまで粘られたのなら、
ついて行ってもいいかという気持ちもおこるが、
土産物は本当にいらない。


面倒になりあげるつもりで、
コーラでも買ってきてよと50ルピーを渡すと
お釣りを携えて本当に買ってきた。

大きな信用を得るためには、小さな信用を大切しろ。と言う。

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《幼稚なウソの例》

振り返ると多くのインド人たちがオレを騙そうとしてきた。

だが、基本一発目でカマしてくるので
あっさりと見破ることができるパターンがほとんどだ。

それに比べると、この少年は本当に強敵である。
ってか、もう面倒すぎる。

その釣りはやるよ。と言って
ホテルに戻ろうとしても、ずっと話しながらついてくる。


ホテルに着くとホテルマンがヒマそうにしていたので、
チャイをごちそうし一緒にテラスで飲む。

しかし、じゃあね。とも言わずに
ずっとオレ達を見つめ続ける少年になんともいえぬ恐怖を感じた。

なにがなんでも、観光客を連れ込まないといけないのだろうか。


なんというかいたたまれない街だ。

観光客がここの経済基盤もなにもかも変えてしまったのだろうか?

確かに観光客ならばリキシャも1km10ルピーぐらいのメーターをまわさず、言い値でぼれる。
土産も、花も、ボートも、何もかも全てがそうだ。

もし、日本にどこかすさまじい金持ちの国民がやってきて、
常に10倍くらいの相場でモノを買ってくれれば、
誰も日本人を相手に商売などしないだろう。

インド全体でも、そういったフシがあるが、
バラナシはそれが特に異常で歪に感じた。

なんというか、オレにとってバラナシは疲れすぎる。
思い出しても疲れるほどに。



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