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19日目!前編 サイクルリキシャで観光を -ジャイプール- [インド旅行記-ジャイプール-]

autorickshaw.jpg
《オートリキシャ》

喧嘩もするがいて欲しい人。それがリキシャマンである。


確かにボッタクリ精神を前面に押し出してくるが、
リキシャは日本のタクシーの初乗り運賃を考えるとコスパ最強の乗り物である。

日本であの価格帯で参入されたらタクシー会社などは全滅必至であろう。

まぁ絶対にありえないけど。



オレも含めインド旅行者が普段乗るのはオートリキシャである。

しかし、これだけ世話になっておきながら
オレは、その元祖とも言えるサイクルリキシャに乗ったことはなかった。



ここから風の宮殿まで多分、徒歩20分位の距離だし、一度乗ってみようと
たまたま近くにいたおじいちゃんリキシャマンにいくらですか?と聞くと「100ルピー」だという。

さすが元祖。いきなりボッタクリ精神満載である。

20ルピーでどう?と聞くと
「50ルピー限界」と拙い英語で答えてくる。

チッ!もうええわい!と、
その場を離れると「20ルピィイイイー!!」と絶叫が聞こえてきた。
交渉成立である。

00.jpg

しかし、乗ってみると思うことがある。

・・・なんだか申し訳ない。

大きい物こそ正義であるというインド車社会におけるヒエラルキーでは、
サイクルリキシャなどハエか蚊のような存在で、
さっさとどかんかい!とお車様から情け容赦なくクラクションが鳴らされる。

そんな理不尽に何も言えずキコキコと隅っこに寄るリキシャ。

そしてなにより、自分のおじいちゃんぐらいの人が
ひぃーひぃー言いながら自転車を漕いでることが心苦しい。


小さい頃、祖父が買い出しにオレを自転車の後ろに乗せてくれたことを思い出す。

おじいちゃんは楽しいな、楽しいなと何度も振り返り、卑猥な都々逸を歌ってくれた。
キャッキャと唄の意味もわからず喜ぶ小さなオレ。

そんな牧歌的な思い出が、なんか悪い方に上書きされるのである。

念仏のように、ごめんよう、ごめんようと心で唱えながら、
精神力をすり減らす長い時間を超え、風の宮殿に着く。

50ルピーを渡し、お釣りを出そうとするおじいちゃんに、
釣りなどいらぬと去っていったのは、優しさなどではなく、完全に罪悪感からであった。


RIMG0598.JPG
《風の宮殿》

しかし風の宮殿に着いたはいいが、あまりに人が多い。
団体客がズラッと並んでいる。

入る気をなくし、外から眺めていると
「うちの店から宮殿がよく見えるから寄っていけ!」と客引きがムラムラ集まってくる。

普段ならそんなムラムラはヘラヘラかわせるが、
リキシャ戦で精神力を使い果たしたオレには不可能というやつだ。


そして、そんな喧騒から逃げるように少し離れた水の宮殿まで行き、
ベンチに腰を下ろし湖に浮かぶ宮殿を眺めていると
とん♪てぇるん♪とショパンの安っぽい着信音が鳴った。

そういえば携帯のSIMを買ったいいが、
懐かしいアジャールとの待ち合わせ以降一度も使っていない。
はて誰だろうと、電話を取る。


「のび太ちゃーん?元気?」

しずかちゃん?しずかちゃんじゃないか!?



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