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17日目!ウルルン小学校滞在記 -ジャイサルメール- [インド旅行記-ジャイサルメール-]

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「のび太さん。今日は学校行ってみませんか?」
ナッパさんがパンを頬張りながら問いかける。

聞くと、なぜかナッパも昨日はなかなか起き上がることができなかったそうなのだが、
なんとか寝床から脱出し、外を出歩いてみたそうだ。

その時、小学校の校長を名乗る人物と意気投合し、
ぜひ遊びに来てほしいと言われたのだそうだ。

「おもしろそうなので行ってみたい。」という彼に、
それめっちゃおもしろそうじゃん!と着いてくことを快諾する。


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その小学校は街からリキシャで約30分ほどの、のどかな小さな村の中にあった。

レンガ作りの粗末な建物の前に校長らしき人が立っていた。

おお、ナッパ!来てくれたのか!と抱き締め合う二人。

その流れでオレも校長に抱きついてみた。

その後に、あ、彼のダチですと自己紹介。はにかむ校長。

どうも少し順番を間違えたようだが、歓迎はしてくれているようだ。



こっちだ、中には入りなさい!と押し込まれるように校舎に入れられると、

きゃあああああああああああああ!!!!!!

あれ?ARASHIのメンバーでもきたのかな?というくらいの大歓声が湧き上がる。

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子どもたちはオレ達に触ったり、近寄ったりと大興奮の極みにあり、

うわぁああああ!オレ日本人にさわったぞーーーー!!
オレも!!オレも触る!!!
Σ(゚∀゚ノ)ノきゃーこっち来たーーー
などと狂喜乱舞している。

なんというか、全員一分で誘拐できそうな人懐っこさだ。

気がつけば、我々が来たことで完全に授業はストップし、
学級崩壊がおこっているではないか。

きゃーーきゃーーーきゃああああ!!!
うっきゃあああああ!!ゴツン!!!!


「静かにせんかぁあああああ!!!!」

校長のゲンコツと雷が落ちるのはほぼ同時であった。

いや、ちがう。
どうみてもゲンコツのほうが速かった。

現代日本では滅び去ってしまった”TAIBATSU”
それは、ここインドでは平然と生きている。

なんてひどい!と思う方もいるかもしれないが、
体罰ゼロでこの子達をまとめるなんてブッダでもムリだと思う。



一瞬で子どもたちを黙らせた校長は、オレ達を教壇に上げる。

「オレを訪ねて日本から客が来た!」と紹介するその顔は完全なドヤ顔である。


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こんにちわ。あーARASHIの、のび太です!
簡単な自己紹介をすると大歓声が沸き上がる

オレの人生でギャーギャー怒鳴られたことはあっても、
こんなにキャーキャー言われたことはない。

オレもARASHIに入りたくなったが、
いろんな項目で弾かれココロが折れそうなので諦めた。

ここインド、ラジャスタン州のとある村の小学校ではこんなに大人気だというのに。


ナッパも自己紹介しているが、あろうことか小粋なギャグを交えているではないか。

・・・見事だ。

彼はキャーキャー言われ慣れているからに違いない。
ムカつくぜ・・・ちくしょうちくしょう・・・


しかし、オレには秘密兵器がある!
そう毎度毎度の『Origami』である。

オレの明晰な頭脳は冴えわたっていた。

①学校に着く→②教壇→③Hello,Im glad to meet u......→④することがなくなる。

①から③は流れ仕事だが、④は大問題だ。

教壇ですることもなくたたずんでいては、タダの見世物である。

オレはこの対応策として、60枚近くのOrigamiの原紙を持ってきていたのだ。


校長先生殿、10分ほど時間を頂いても?
「うむうむ。やりたまえやりたまえ!」快諾を得るオレ。


さぁ皆さん!ツルを作るからこの紙を受け取りなさい。
きゃああああああ!!!!カミに群がる子どもたち。
すでに何枚かは破けている様子だ。

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《のび太先生ときかん坊達》

はーい、皆さんカミ、持ってますねー?

えーとまず・・・あれ?山折りって何て言うんだ?
ah・・・fold a paper like a mountain・・・?
な、なんかちがうぞ!絶対。

これはいかん、意外と教えるのが難しい。

もう全部”Repeat after me!!”で押し切ろうかとも思ったが、
それはそれでなんか負けた気がする。

ナッパさんがその様子を見て、にやりと解説をかって出てくれた。

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彼の英語はインド人も慣れしんだクイーンズ・イングリッシュである。

しかし、子供たちには少し内容が難しいらしく、あまり理解できていない様子だ。

そこで校長がそれをヒンズー語に訳すのであるが・・・


のび太「えーと、ここをぴったり合わせるように、山折りして下さい。」

ナッパ「well...Plz fold xxxa.----,then match this point to end. 」

校長「ओरु !」


校長の翻訳だけ、どう考えても短い。

ヒンズー語が世界一の万能言語であったとしても、こんな短いはずがない。

めんどくさくなって「折れ!」ぐらいしか伝えていない気がする。

そんなザマなので折り紙も後半に入ると、
この学校一手先が器用なお嬢さん(推定)ですら、
すでに匙投げているご様子である。

結局、無事完成したのはオレだけという体たらくであった。

・・・うん、全責任は全て校長にあると思います。


だが、校長はそんな小さなことはまったく意に介さず、
日本についての話をインド映画を交えて説明していた。

「Love in Tokyoというインドの名作だ!日本人も誰でも知ってる!だろ?」

・・・校長先生、何すか?それは?

しかし生徒達の前でそんな事を言うなど当然できず、
「ハイ。イイ映画デスネー。」と答えてしまうオレ達がいた。


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《低学年の子ども達》





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《校長と学校》

結局、なんだかんだで二時間ぐらいお世話になったので、
まあ寄付でもと校長に100ルピーを渡すとそのまま突き返された。

そんなつもりじゃない的なことを言う校長に、さすがはナッパである。

カバンの中から何十冊ものノートを取り出し始める。

な、なんという用意周到な男であるのか。


オレのOrigamiの尻すぼみっぷりとは比較にならない。

さすがに校長もありがたく受けとる。

100ルピーぐらいで買ったものだそうだが、
オレの現ナマ100ルピーとの効果の違いは一目瞭然である。

どこまでも恐ろしい男である。



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